悪影響を及ぼす酸性雨や有毒な紫外線から家を守り長持ちさせるというのが外壁塗装です。カラーリングなど景観を美しく見せるというデザイン的な役割も果たします。
外壁は常に直射日光や風雨にさらされているため、とても劣化しやすい環境にあります。
ヒビ割れや傷などが建物の構造に影響する場合もありますので、メンテナンスをしっかり行なう事がとても大切になってきます。
通常、屋根は見えにくいため、どうなっているのか分かりづらい状況にあります。
しかし、屋根は家屋の塗装部位の中で最も風雨や紫外線にさらされる場所であり、一定期間ごとの塗り替え塗装が必要です。
屋根の塗装の劣化で建物全体の寿命を短くしてしまケースもあり、重要な場所になります。
防水工事とは、建物を雨や雪から守るための工事であり、建物の価値を左右する重要な工事です。住宅の性質や施工部分、状況などをしっかり判断して工法を決めていく必要があります。
雨水が建物に侵入することにより、建物本体の劣化を早めます。
雨漏りはカビや漏電による火災なども併発するため、安全や健康に大きく影響します。
雨水の浸入の可能性がある部分には定期的な防水工事をお勧めいたします。防水層をつくる以外にも、防水層を保護するためのトップコートも大切になります。
塗料にはとても多くの種類があり、特殊な性質や機能を持ったが塗料あります。
高い断熱性を持った断熱塗料や、調湿作用や消臭作用のある塗料、結露を防いでくれる塗料など、たくさんの種類があります。
必ずしも必要な塗装ではありませんが、より快適に生活するうえでの助けとなります。
室内塗装では、室内の壁や天井はもちろん、その他色々な箇所を塗装いたします。心配になる匂いも、水性塗料を使えば気になりません。
塗装には様々な塗料や塗装方法が存在します。塗装箇所や目的によって塗り分けるのが一般的です。
アクリル樹脂 耐用年数:4~6年
他の塗料に比べ安価で、自然乾燥で硬化するため優れた施工性です。しかし、耐久年数は短く、外壁や建物外部の塗装には向いていません。
建物の耐用年数を考えず、短期間で別の色に塗り替える場合に適しています。中でも弾性アクリル塗料はひび割れに強く、防水性にも優れています。
ウレタン樹脂 耐用年数:8~10年
ウレタン樹脂塗料は、従来からあらゆる素地に使われている反応硬化型塗料です。価格は比較的安く、防汚性、弾性、耐久性が塗料としてのバランスがとれてます。止水やヒビ割れ防止の注入剤ともなり、外壁を守る優良な素材と言えます。
シリコン樹脂 耐用年数:13~15年
透湿性に富む塗装の膜を形成します。塗装膜の膨れやはがれ、さらに、建物の内部結露を防止する塗料です。
シリコン系塗料は、防汚性能が非常に高く、品質に対して価格が手ごろなので経済的な塗料と言えます。
一般には、外壁の最高級塗料であるフッ素よりも防汚性は高いと言われています。ほとんどがガラス質の反応硬化塗料のため、塗装表面が硬く綺麗になるからです。
フッ素樹脂 耐用年数:18~20年
耐久性や衝撃に優れ、セラミック系塗料としては最高水準で、塗料の中でも高品質の性能です。
一般住宅でも幅広く使われていて、築10~15年位の建物におすすめです。塗料自体の耐用年数が長いため、長期間利用する建築物だと、実際の塗装回数は少なく済みます。
2~3年でツヤがなくなる塗料もありますが、フッ素は耐用年数だけでなく光沢を保持する機能も高い塗料です。
塗替えから約20年経過しても80%以上の光沢値を保持すると言われています。その秘密は浸透する塗膜成分にあり、浸透することで内側から輝くようなツヤが継続します。また、紫外線も大幅にカットします。
しかし、汚れが付着しやすい欠点が多少あります(すぐに水洗いで落とせます)。
お客様の用途に応じて、特殊な効果を持った塗料を使用する場合があります。特殊塗装することによって、一般塗装にはない質感・効果を得ることができます。
自然石の質感に迫り、よりワイドなカラーバリエーションを取り揃えています。色が変色したり退色したりせず、いつまでも変わらない性能を発揮し、長期にわたる耐久性・耐汚染性に優れています。セラミック系天然骨材を使った新素材で高級感のある風格に。自然石質感と豊富なカラーバリエーションが魅力です。
耐用年数はおよそ12~15年です。
太陽光線を反射することで「夏涼しく、冬暖かい」効果があり、地球温暖化に貢献する塗料です。屋根裏や2階の暑さや寒さの強い味方で、遮熱塗料を屋根に塗ることで夏場の室内温度上昇を抑え冷房費を低減できます。
気温は太陽光に含まれる赤外線によって上昇しますが、塗料に混ぜた遮熱顔料(特殊顔料)で赤外線を大気中に反射させることにより、屋根などの被塗物の表面温度の上昇を抑える仕組みです。冬場は夏場に比べ平均日射量が約1/3になり、室内温度にはほとんど影響せず暖房費を高くすることはありません。遮熱塗料は比較的新しい塗材で、ほとんどの商品が低汚染・耐候性・防カビ・防藻性などの付加機能を兼ね備えています。